DJ出演・BJさんインタビュー!

みなさんこんばんは!
今日はとても暖かかったですね!
まぁ、陽の出ている時間のほとんどは室内に拘束されている私なのですが・・・(泣)。
今日もインタビュー更新です!
本日は、Cymbals All Nightにも出演してくださったDJのBJ(cafe:AKSB / MMM) さんがご登場です、それではどうぞ!

※前回のインタビューはこちら



―前回に続いて出演ありがとうございます!よろしくお願いします♪
『お願いします!』
―まず、Cymbalsを聞いてビビっときた!瞬間はいつでしたか?
『ちょうど大学浪人していたころに田舎から東京に出てきて、「That's Entertainment」を聞きながら、疾走感あるアーバンサウンドに日々(感動して)泣いてました。 』
―おぉぉ・・・何か、深いエピソードが・・・。
『『Cymbalsは僕にとってのシティポップの理想形のひとつですね。 』
―このハイセンスさは、確かに他のバンドでは味わったことはないですね、私も。



では、Cymbalsが好きな人に、是非聴いて欲しい曲は何でしょう?
『やっぱり、「Show Business」ですね。「That's Entertainment」のインパクトやはり大きかったので、事実上のリーディングトラックであるこの曲はCymbalsの代名詞的存在だと思います。勢いも激しさも儚さも持ち合わせたかわいくていじわるなパンクですよね。』
―いろんなエッセンスがぎゅぅ〜っとこの曲に詰まっている、と。そういう観点からまた聴いてみようと思います!



Cymbalsが聴きたくなる場所はどこですか?
『自転車に乗ってるときに聞くとテンションあがります。 坂道との相性は抜群です。』
―やっぱりみなさんそうなんですね。以前、私も自転車乗りながら「世界をのぞむ家」をヘビロテしていた時期がありました・・・!



―何か告知することはありますか?
『*アキシブ系音楽イベントcafe: AKSB(mixiコミュニティはこちら)を主催してます。
東京、関西を中心に隔月開催(だいたい)のラウンジイベントです。

秋葉原と渋谷とその周辺が好きなひとは、
きっと楽しんでもらえると思います。


*MMM (Music First meets modal)の立ち上げに関わっています。

名古屋の中古レコード店Music Firstとジャズバーle jazz modalのコラボイベントです。ジャズはもちろん、フレンチ、ラテン/ブラジル、ソウル/ファンク、スカ、ハウス、ヒップホップなど、ジャジーな音楽全般かかります。

月1回金曜日開催で次回は、5/15です。

詳しくはイベントブログにて!

Music First
http://www.musicfirst.biz/

le jazz modal
http://blogs.yahoo.co.jp/lejazzmodal


*「Cheer Up!」

4月に新しく「Cheer Up!」という音楽フリーペーパーが創刊されます。
ディスクレビューで少し参加してますので、見かけたら手にとってみてください。

全国配布。ゲストも豪華ですよ!

<創刊号内容>
★インタビュー
TETSUJINO / Roman Andren / Brent Cash

★mixCD
鈴木雅尭 / 三谷昌平 / 松田"chabe"岳二 / BOOT BEAT / Henry01 / 高橋雄太

★ロゴ/イメージキャラクター/コラム連載に常盤響
★表紙イラスト:村上トモミ

詳細はオフィシャルサイトで! 』
―すごく精力的に活動なさっているんですね!CHABEさんのmixCD欲しいんでチェックしてみます(笑)。



―では、DJのみなさんへの質問です。可愛くっていじわるな感じ、ただし(自分にとって)パンクで5曲挙げてください。

Ca Pourrait Changer / Brigitte Bardot
Boink! / Lill Lindfors
CE JEU (80kidz Remix) / Yelle
オリジナルはこちら
ファッションパンク / アーバンギャルド
Over The Future / 可憐Girl's

―2009年の渋谷系と、そこにCymbalsをまた鳴らしたい理由について語ってしまってください!
渋谷系という言葉の意味は年々変わってきています。「Cawaii!」の専属モデルで活躍している稲森寿世が、「次世代渋谷系ガール」として2008年にエイベックスからデビューしたのですが、彼女のファーストシングルの作曲は冨田恵一で、カップリングは「ジェニーはご機嫌ななめ」でした。PVではボーダーを着ているのですが、踊りはレゲエを取り入れたりしていて、彼女が好きな音楽はビヨンセなどのR&Bです。
彼女は、(Cymbalsフリッパーズギターなどと同じ意味で)渋谷系でしょうか?渋谷系ではないという声も聞こえてきそうなんですけど、僕は渋谷系だと思います。そう考えたほうがおもしろいからです。
ジャズDJをやっている立場からすると、ジャズとCymbalsをクロスオーバーしたらどんなにおもしろい流れが作れるだろうか、とわくわくします。アニソンDJをやるときは、音ゲーにおけるCymbalsってどんな感じだろう!と考えてみたりもします。一見遠そうに見えるシーンをリンクさせて見えてくる音ってあると思うんですね。
Cymbalsが解散してしまっても、メンバーはそれぞれソロ活動をしているし、僕たちリスナーも色々な音楽を聞いていく中で聞き方が変わっていきますよね。90年代の、2000年代前半の音源でも、2009年の聞き方ってあると思うのです。
それは、仁木君が書いているようにBLACK KIDSのような踊れるロックとの連続性かもしれないし、僕の興味からすると、土岐ちゃんはやっぱり土岐英史(ジャズサックス奏者)の娘さん、ということなんですよね。彼女がジャズをはじめてCymbalsのジャジーな側面と土岐ちゃんのソロと、そのバックでやっているジャズミュージシャン達の音楽がつながるようになった。こういう新しい文脈が生まれてきたとき、Cymbalsの聞き方、楽しみ方も変わってくるはずです。少なくとも僕はそこにおもしろさを感じていて、だからこそ解散した今でもCymbalsを鳴らしたい、と思いますね。』




―ありがとうございます!それでは最後にみなさんに向けてメッセージをどうぞ!
『スタッフみんな、Cymbalsが大好きです。会場に来てくださるみなさんもきっと同じはず。彼らの音楽の多様さを反映するように、色んな人の色んなCymbals観が垣間見れると思います!』
―そうですね、いろんな人のCymbalsに対する思いに出会えることを私も楽しみにしています。今日は本当にありがとうございました!
『ありがとうございました!』